子育て
名古屋市の子育て支援情報。子育てに関する施設や事業と制度
名古屋市に住んでいるママやパパのなかには、市の子育て支援の内容について知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、名古屋市の子育て支援事業や施設、子育てに関する補助金制度や子育て支援情報について、市の資料をもとにご紹介します。
名古屋市の子育て支援事業や施設
名古屋市にはどのような子育て支援事業や施設があるのでしょう。名古屋市のホームページをもとに子育て支援事業や施設についてご紹介します。
子育て施設
名古屋市の保育園は、公立が113園と私立が389園あります。その他に、3種類の認定こども園があり、幼保連携型認定こども園は76園、幼稚園型認定こども園は4園、保育所型認定こども園は22園です。地域型保育施設では、小規模保育施設が198カ所と事業所内保育施設8カ所、家庭的保育施設が24カ所で行われています。幼稚園の数は23園です。また、子育て中の親子の交流や子育て相談、子育てに関する講習会などを行う「地域子育て支援事業」を、名古屋市内の50カ所の保育園で実施しています。
一時保育
一時保育とは、保育所などに入所していない市内在住の子どもを対象に、市内62カ所の実施施設において子どもを預かる事業です。一時保育の利用形態には3種類あり、保護者の就労や就学などによる断続的な利用ができる「非定期保育」、保護者の病気や出産などによる緊急や一時的な利用として「緊急保育」、育児のリフレッシュを目的とした利用の「リフレッシュ保育」です。利用形態によって預かり期間が異なるため、利用前に詳細を確認しておくとよいでしょう。
リフレッシュ預かり保育
名古屋市には、保護者の育児疲れを解消し新たな気持ちで育児に取り組むことを支援する目的として、市内の公立保育園で子どもを預かる、リフレッシュ預かり保育という事業もあります。対象児童は、市内に住所がある、日常的に保育所などを利用していない小学校入学前までの子どもです。リフレッシュ預かり保育は、通常の一時保育を実施していない公立保育所で行われており、実施場所は日によって異なります。ホームページに、預かり保育実施予定のカレンダーや利用方法など掲載されているので、ご確認ください。
24時間緊急一時保育
24時間緊急一時保育とは、保護者の就労や入院、親族の介護などの理由で、緊急かつ一時的に子どもの保育が難しいときに特定の保育園において子どもを預かる事業となります。対象は、保護者が市内在住であり、預かる児童は生後6カ月から小学校入学前までの子どもです。利用時間は、1回につき最大24時間利用ができ、原則として連続での利用は48時間までとなっています。
病児・病後児デイケア
保護者の仕事などを理由に家庭での保育ができない場合に、病気や病気の回復期にある子どもを預かる、病児・病後児デイケアという事業もあります。対象は、市内に住所がある生後6カ月から小学校入学前までの児童です。利用する場合には、利用を希望する施設に原則として前日までに電話等での予約が必要となります。利用方法や施設の空き状況は、ホームページに掲載されているため、事前に確認しておくといざというときに対応しやすいでしょう。
出典：病児・病後児デイケア事業（病児保育・病後児保育）/名古屋市
名古屋市の子育て補助金制度
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名古屋市でこれから子育てをしようと考えている方や、子育てをしている方のなかには、市の子育て補助金制度について知りたい方もいるようです。名古屋市の子育てに関する補助金や助成制度についてご紹介します。
妊活・妊娠・出産に関する助成金
名古屋市は妊婦健康診査費用の助成しており、妊婦健康診査の14回分、多胎児を妊婦した場合には追加で5回分が対象となります。その他に、特定不妊治療費や一般不妊治療費、新生児聴覚検査費用の助成、妊産婦歯科診査の受診票の交付もあります。
子育てに関する助成金
子育て家庭へのさまざまな生活支援として、就学援助や特別支援教育の就学奨励費、市立高校の授業料等支援、私立高等学校授業料の補助などの制度があります。 また、ひとり親家庭を対象とした、ひとり親家庭手当や愛知県遺児手当、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成などがあるため、対象の家庭は確認してみるとよいでしょう。
名古屋市の子育て支援情報
名古屋市の子育て関する行政サービスについて知りたい方もいるのではないでしょうか。名古屋市の子育て支援情報についてご紹介します。
・子育て応援ブック「なごやっ子」
・なごや子育てアプリNAGOMii（なごみー）
・名古屋市子育て応援サイト
・名古屋市祖父母手帳「孫育て応援ブックなごまご」
子育て応援ブック「なごやっ子」とは、妊娠期から子どもが成人になる時期にいたるまで、子育て家庭が知っておきたい情報について掲載されている情報紙です。母子健康手帳といっしょに渡しているほか、区役所や子育て支援センターなどにおいて、市外から転入した3歳未満の子どもがいる家庭にも配布しています。「なごや子育てアプリNAGOMii」は、名古屋市の子育て家庭をサポートするスマホ用の子育て支援情報提供アプリとなっています。子どもの生年月日の登録に応じた検診の時期のお知らせや、保育所などの経路検索など、知りたい情報をいつでも確認できるためスマホにダウンロードしている方も少なくないようです。
出典：なごや子育てアプリNAGOMii（なごみー）配信中！/名古屋市
出典：名古屋市祖父母手帳「孫育て応援ブックなごまご」の発行/名古屋市
名古屋市で子育てをするときは支援情報を確認しよう
iStock.com/RichLegg
名古屋市には保育園や幼稚園以外にも、認定こども園や地域型保育施設など多様な子育て施設があるようです。赤ちゃんや子どもを一時的に預かる事業では、一時保育や病児・病後児デイケアといった事業もあり、家庭の状況に応じて利用を検討してみてもよいでしょう。
子育てに関する補助金制度には、妊娠や出産、子育てなど長期間に渡る支援制度がありました。子育て応援ガイドブックやなごや子育てアプリなど、子育てに関する情報サービスをじょうずに子育てに活かしていけるとよいですね。
名古屋市の子育て世帯のサポートは「キズナシッター」へ
iStock.com/paylessimages
名古屋市や周辺の地域で子育てのサポートを受けたいとき、「一時保育の予約がとれなかった」「夜間も子どもを預かってほしい」というケースもあるようです。子育てのサポートが必要になったときには「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターのマッチングサービスです。名古屋市を拠点とする経験豊富なベビーシッターの方も登録しており、家庭の要望に応じて丁寧なシッティングに対応しています。
登録料や年会費は一切かからず、実際にシッティングを利用した分だけの支払いのため、料金システムがわかりやすいと利用者からも好評を得ています。5:00から23:45までの幅広い時間に対応している「キズナシッター」を、預け先のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
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