子育て

ロングスリーパーならではの子育ての悩み。育児の工夫と活用した事業やサービス

ロングスリーパーという個性をもつママやパパのなかには、子育てをする上でどのような悩みがあるのでしょうか。今回は、ロングスリーパーが感じる子育ての悩み、ロングスリーパーならではの子育ての工夫や活用した事業やサービスについて、ママやパパの体験談をもとにご紹介します。

ロングスリーパーのママやパパが感じる子育ての悩み

ロングスリーパーとは、1日あたりに約9時間以上の睡眠を必要とする方のことを指すそうです。子育て中は、子どもが生活の中心になる場合もあり、今までのような睡眠時間が確保しにくいこともあるかもしれません。ロングスリーパーの方が感じる子育ての悩みについて、ママやパパたちに聞いてみました。

睡眠時間が足りない

「子どもが生まれてから、家事や育児に時間がかかることがあり睡眠時間が足りないことに悩んでいます。出産前に仕事が忙しいときは、休日にまとまった睡眠時間を確保して対処していましたが、今はゆっくり眠る時間が取れません」（30代/3カ月の赤ちゃんのママ）

育児や家事に時間がかかることで、十分な睡眠時間が確保できず悩みを抱えているロングスリーパーの方がいるようです。ママのなかからは、まとまった睡眠時間が取りにくいと、家事や子育て中にうとうとしてしまうという声も聞かれました。

体調がすぐれない

「子どもの授乳をする度に起き、細切れの睡眠になったことで疲れがとれません。睡眠時間が足りないことで、体調がすぐれず体が重く感じることがあります」（30代/4カ月の赤ちゃんのママ）

睡眠時間が足りないことで、体調がすぐれないと悩む方もいるようです。ロングスリーパーの方は睡眠時間が十分に確保しにくいと、集中力の低下や頭痛がするなどの体調の変化があるかもしれません。

ロングスリーパーならではの子育ての工夫

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ママやパパたちに聞いた、ロングスリーパーならではの子育ての工夫についてご紹介します。

育児の分担量や時間帯を相談

「子どもが生まれてから、十分に睡眠時間が取れないことが悩みだったので、完全母乳から粉ミルクとの混合育児に切り替えました。夫も授乳ができるようになったので、夜間の授乳は夫に担当してもらい、私の睡眠時間を確保しています」（20代/5カ月の赤ちゃんのママ）

夫婦で育児を協力して、睡眠時間を確保している方がいるようです。パパのなかからは、仕事の日は家族と寝室を分けて熟睡しやすい環境を作らせてもらい、休日の昼間は自分が子どものお世話をしてママが休めるように工夫しているという声も聞かれました。

便利グッズや宅配サービスの活用

「乾燥機能付き洗濯機や食器洗い乾燥機を取り入れ、家事にかかる時間を短くしています。時短になった分を睡眠時間に活用できるので、ロングスリーパーの私にとって家事の便利グッズは心強い存在です」（30代/3歳児のママ）

家事の時間を短縮できる家電などの便利グッズを取り入れ、睡眠時間を増やすこともできそうです。便利グッズの他にも、日用品や食材の宅配サービスを活用して、買い物の負担を減らすことで睡眠時間を作っている方もいました。

サポート事業やサービスの活用

「夫婦で協力するだけでは、睡眠時間の確保が難しかったので、子育てのサポートサービスを利用しました。プロの方にサポートをお願いすることで、ゆっくり体を休められたので助かりました」（40代/5歳児のママ）

サポート事業のサービスを活用して、体を休める時間を作った方もいるようです。子育てや家事など、家庭のサポートしてもらいたい内容に合わせて、行政のサポート事業や民間のサービスを活用してもよいかもしれません。

ロングスリーパーのママやパパが活用した事業やサービス

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ロングスリーパーのママやパパたちが、活用した事業やサービスについて聞いてみました。

子どもの預かり事業

「睡眠時間が取れず家事や子育てにうまく頭が回らないときには、保育園の一時預かりを利用して子どもを預けています。1人でゆっくり眠れると疲れが取れて頭がスッキリします」（30代/1歳児のママ）

一時預かり事業を利用して、まとまった睡眠時間を確保している方がいるようです。一時預かりの他には、ファミリー・サポート・センターやショートステイという事業があるそうで、利用を検討する場合には詳しい内容を自治体に確認するとよいでしょう。

家事代行サービス

「休日に家事をまとめて行いたい気持ちがありますが、体を休めることを優先したいときは家事代行サービスを利用しています。掃除や食事の作り置きをお願いすると、ゆっくり睡眠時間が取れるので助かります」（30代/4歳児のママ）

掃除や洗濯、食事作りなどの家事代行サービスは、睡眠時間を確保したいパパやママにとって、頼りになるサービスのひとつかもしれません。家事の時間を減らすために、換気扇や水回りの掃除を定期的に依頼しているという家庭もありました。

ベビーシッターサービス

「リビングで子どもをベビーシッターの方に見ていてもらっている間に、寝室で体を休める時間を作ったことがあります。プロの方に子どもを依頼することで、安心して眠ることができました」（30代/1歳児のママ）

体を休めるために、ベビーシッターサービスを利用している方もいるようです。パパのなかからは、ベビーシッターの方に子どもを依頼している間、自分は睡眠時間を確保し、妻は1人の時間を楽しむことができるなど、育児のよい息抜きの時間になったという声も聞かれました。

自分の体質に合わせて子育てや生活の暮らしの工夫を

子育て中のロングスリーパーのママやパパのなかには、睡眠時間が足りないことや体調がすぐれないことに悩みを抱えている方がいました。夫婦で育児の分担や便利グッズを取り入れることで、睡眠時間を作る工夫をしている家庭があるようです。まとまった睡眠時間を作れるよう、家事代行サービスやベビーシッターサービスなどをじょうずに利用することもひとつの方法かもしれません。自分の体質に合わせて、子育てや生活の暮らしを工夫できるとよいですね。