子育て

子どもを一人育てる費用の相場。養育費や教育費のために工夫したこと

育児中の家庭では、子どもを一人育てるためにどのくらいの費用が必要なのか知りたい方もいるのではないでしょうか。妊娠中の方や、将来子どもがほしいと考えている方にとっても、気になる話題かもしれません。今回は、子どもを一人育てる費用について、項目や進学先毎の相場を紹介するとともに、ママやパパたちが費用を貯めるために工夫したことをご紹介します。

子どもを一人育てる費用はどのくらい?

子どもが生まれてから大学を卒業するまでの期間、一人あたりどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ママやパパたちに、子育てにかかった費用について聞いてみました。

養育費

「家計簿の記録によると1600万円程かかっていました。改めて振り返ると大きな金額で驚いています」(40代/男性)

 

子ども一人あたりの養育費に約1600万円かかったという方がいました。養育費とは、子どもが自立するまでに必要な費用とされています。衣服費や食費、生活用品費、医療費、保育費、おこづかいなどが含まれるため、家庭によって合計金額には幅があるかもしれません。

教育費

「子どもの習い事や進学先が違うと、それぞれにかかる教育費も変わってきます。上の子は学習塾に通って中学から私立へ進んだため2000万円程度、下の子は大学卒業まで公立の学校に通ったので1300万円程度と差がありました」(50代/女性)

 

進学先や習い事の種類によって、教育費の合計金額は変わってくるでしょう。教育費の内訳は学校教育費、塾などに通うための学校外教育費、スポーツや芸術などにかかる学校外活動費といった三つに分けられるそうです。

子どもの教育費の相場

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公立と私立の場合では、教育費にどのくらいの違いがあるのか気になる方もいるようです。子どもがそれぞれの学校へ進学した家庭に聞いた、教育費の相場をご紹介します。

中学校

「うちの子は公立の中学校へ進学しました。三年間でかかった教育費の合計は220万円だったと記憶しています」(40代/女性)

 

「私立中学校の教育費は500万円弱だったと思います」(50代/男性)

 

中学校の入学から卒業までにかった教育費を聞いたところ、公立と私立では2倍近い金額の差がありました。私立という枠のなかでも、制服や通学用品が指定品であるかや、教育カリキュラムによっても費用に幅があるそうなので、志望する中学校がある場合は費用面も確認しておくとよいでしょう。

高校

「公立の高校では、入学から卒業までに250万円程度必要でした」(50代/男性)

 

「息子が卒業した私立高校の場合、教育費は480万円ほどかかりました」(40代/女性)

 

高校の場合、教育費の相場は中学校とあまり変わらないようです。夏休みに留学をする場合や修学旅行の行き先によっても教育費が変わってくるというママ声もありました。

大学

「国立大学の在学中にかかった教育費の合計は500万円くらいだったと思います」(60代/女性)

 

「私立の文系へ進んだ娘の場合は約600万円、私立の理系へ進んだ息子の場合は約700万円でした」(60代/男性)

 

大学の場合、公立や私立以外に先行する分野によっても教育費は変わってくるかもしれません。子どもが医療系の私立大学へ進学した家庭によると、一人あたり2000万円以上かかったという声も聞かれました。

子どもを育てる費用を貯める工夫

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現在や将来のために、子育てにかかる費用を貯める工夫について、ママやパパたちに聞いてみました。

仕事

「子どもが将来興味をもったことを応援したいと考えたとき、費用面で諦めないように選択肢を広げてあげたいと思いました。夫婦でフルタイムの共働きをして教育費を貯めています」(20代/5才児のママ)

 

夫婦それぞれがフルタイムで働き、教育費のための貯金をしている家庭があるようです。パパのなかには、収入や福利厚生などの条件がよりよい会社への転職も視野に入れ、転職活動サイトなどで情報収集をしているという声も聞かれました。

育児

「キャリアアップによる昇給を目指すため、短時間からフルタイム正社員へと働き方を見直しました。保育園の延長保育時間では足りないときや休園日は、ベビーシッターサービスを活用して子どもを預かってもらっています。費用がかかりますが、将来のための投資だと考えています」(30代/3歳時のママ)

 

ベビーシッターサービスを活用し、昇給のためにキャリアを築いているママがいました。他には、産休や育休期間中から再就職に向けて資格取得の勉強をしているというママの声もありました。

家事

「教育費を貯めるために仕事に力を入れると、家事が大変だと感じることがありました。我が家は、引越しのタイミングで食器洗い乾燥機と乾燥機能付き洗濯機を購入し、家事にかかる時間を短縮しています。家事自体も楽になるので、家庭では仕事の疲れを癒やし、また仕事をがんばれます」(40代/10歳児のパパ)

 

家事の時短につながる家電の新調には費用がかかりますが、長期的に活用することを考えると教育費を貯めることになると考えたパパもいるようです。家事に費用をかけたくないというママのなかからは、子どもには成長に合わせて自分でできることを増やしてもらい、夫婦はそれぞれが得意な家事を担当しているという声も聞かれました。

子どもを一人育てる費用は進学先によってさまざま

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一人あたりの子どもを育てる費用の内訳には、養育費や教育費などがあるようです。同じ家庭の子どもでも、公立や私立など進路によって教育費は変わってくるでしょう。

 

子どもを育てる費用を貯めるために働き方を見直す場合、育児や家事のサポートサービスや時短につながるグッズに投資することもひとつの方法かもしれません。子どもの進路に合わせて費用の相場を確認し、将来について考えられるとよいですね。

保育園や学童保育の対応時間外は「キズナシッター」におまかせ

子どもにかかる費用に備えて働きたいとき、「延長保育の時間では足りない」「休日出勤や出張時も預かってほしい」と考えるママやパパもいるようです。赤ちゃんや子どもの預け先を探すときは、「キズナシッター」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの資格を所有する方がベビーシッターとして登録しています。0歳から12歳までの赤ちゃんや子どもを同時にシッティング可能なため、兄弟のいる家庭からも利用しやすいと好評です。

 

会員登録や年会費などは一切かからず、実際に子どもを預けたときの費用だけでよいため経済的だといえるでしょう。仕事をがんばりたいときや子育てに疲れたときなどには、キズナシッターにご相談ください。

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