子育て

働くママの割合が増加している現状や理由。働くときに利用しているサービス

働くママの割合はどのような現状なのか、気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、増加傾向にある働くママの割合や正規雇用と非正規雇用割合、働くママの割合が増加した理由、利用しているサービスについて、厚生労働省の資料とママたちの体験談を交えてご紹介します。

働くママの割合は増加傾向にある

近年、働くママの割合が増加したという話が聞かれるようですが、現状はどのようになっているのでしょう。厚生労働省の資料をもとにご紹介します。

令和元年度の女性就業者数は46万人増加

iStock.com/xijian

 

2019年の厚生労働省の資料によると、令和元年の女性就業者数は2,992 万人となり、前年に比べ 46 万人増加(割合では1.6%増)しています。そのうち、会社や個人家庭などに雇われて賃金を得ている女性の雇用者数は2019年は前年に比べ49万人増加(割合では1.8%増)しています。

 

雇用者数を年齢階級別に見ると、45歳から49歳が360万人と最も多く、女性の雇用者総数に占める割合は13.2%となっています。25歳から44歳の女性の就業者数は前年より13万人減少していますが、就業者の割合は77.7%で前年に比べて増加しています。

正規雇用の割合いは男性と比べて低くなっている

2019年の女性雇用者数を雇用形態別に見ると、「正規の職員・従業員」が1,161万人となっており、前年に比べて23万人増加しています。また、「非正規の職員・従業員」は1,475万人で、前年より24万人増えていることから、女性の雇用が増加していることがわかります。

 

女性雇用者総数に占める割合(役員を除く)は、「正規の職員・従業員」が44.0%、「非正規の職員・従業員」が56.0%で、どちらも前年と同じになっています。

 

一方、男性の場合、雇用者数に占める割合(役員を除く)は、「正規の職員・従業員」が77.2%、「非正規の職員・従業員」が22.8%となっているため、女性の正規雇用の割合は男性と比べると低い状況となっています。

給与所得も男性と比べて低い結果に

2019年の厚生労働省の資料によると、令和元年の女性一般労働者の給与は、前年と比べて正規雇用で28万9,100円(1.5%増)、非正規雇用で20万1,500円(0.6%増)となっており、雇用形態に関わらず給与が増えていることがわかります。

 

しかし、男性に比べると女性の給与額は低く、男女間の賃金格差が見受けられます。加えて、正社員や正職員などの正規雇用と非正規雇用の賃金の格差も課題といえるでしょう。

 

出典:働く女性の状況/厚生労働省

出典:令和元年働く女性の実情/厚生労働省

働くママの割合が増加した理由

女性の就業者や雇用の割合はなぜ増加しているのでしょう。ママたちに働く理由を聞きました。

教育費の増加

iStock.com/ferrantraite

 

「小学校や中学校を受験することになると、塾の費用や入学金、学費などが必要になるので、教育費を貯えるために働くことにしました」(30代/5歳次のママ)

 

「将来、子どもが行きたい大学に進めるように、私も仕事をして貯金をしたいと思いました。私立大学の理系に入る場合、毎年かなりの金額がかかるようなので、準備をしておきたいです」(40代/9歳児のママ)

 

教育費が増加するかもしれないと考えて、仕事をしているママもいるようです。ほかには、子どもが興味をもった習い事に通えるように働いているというママの声もありました。

制度の充実

「私の職場では子どもが3歳になるまで育児休暇を取ることができるので、出産後も退職せずに働いています」(30代/4歳児のママ)

 

「下の子が小学校に入学するまで短時間勤務を申請し、仕事と子育てを両立しています。自分に合う働き方ができるので、仕事を続けやすいです」(40代/5歳児と8歳児のママ)

 

「夫が育児休暇を取ったことをきっかけに、私も働き始めることにしました。夫婦で協力すると仕事をしながら子育てを楽しむことができます」(30代/2歳児のママ)

 

育児休暇や短時間勤務のような働くための制度が充実してきたために、ママたちも仕事を続けやすくなているようです。働くママのなかには、地域の子育て支援事業が増えたので、子どもを預けて働こうと考えたという声も聞かれました。

働くママたちが利用しているサービス

働くママたちは仕事と家庭を両立するために、どのようなサービスを利用しているのでしょう。

家事代行サービス

「我が家では休日に家事代行サービスを利用することがあります。業者の方に水回りなどの掃除をしてもらう間ゆっくり過ごせて、仕事の疲れが解消できました」(30代/3歳児と6歳児のママ)

 

休日に掃除や料理の下ごしらえなどの家事を業者に依頼し、仕事の疲れを解消しているママがいました。家事代行サービをに依頼して空いた時間を、子どもとのコミュニケーションのために活用するのもよいかもしれません。

宅配サービス

「仕事の帰りに買い物をする時間を減らすために、宅配サービスを利用しています。当日の締切時間までに品物と配達時間を入力しておくと、帰宅後すぐに夕食の準備にとりかかれて便利です」(20代/4歳児のママ)

 

食材や日用品など生活に必要なものを届けてもらえる宅配サービスは、働くママにとって利用しやすいようです。毎日異なる食材とレシピを届けてもらえる宅配サービスを活用しているというママの声もありました。

ベビーシッターサービス

「勤務時間外に会議があるときや出張をするときには、ベビーシッターサービスを利用します。ベビーシッターの方に自宅で子どもを見守ってもらえるので、集中して仕事に取り組むことができます」(40代/6歳児のママ)

 

ベビーシッターサービスは自宅でシッティングをしてもらえるため、子どもも慣れた環境でのびのびと過ごせそうです。仕事で疲れたときは、ベビーシッターの方にリビングで子どもの相手をしてもらい、別室で短時間休憩するのもよいかもしれません。

働くママが増加した背景にはそれぞれの理由が

iStock.com/kokouu

 

働くママの割合は正規雇用の場合も非正規雇用の場合も増加傾向にありますが、男性と比べて正規雇用割合や賃金が低いということが課題のようです。ママたちが働く背景には、教育費の増加や子育て支援制度の充実などがあるようです。非正規雇用の割合や賃金拡散などの課題もありますが、家族に必要なサービスを活用しながら仕事も子育ても充実させられるとよいですね。

「キズナシッター」を働くママたちの子育てのサポートに

働くママのなかには「時間外の会議があるので帰宅するまで子どもを預かって欲しい」「仕事で疲れたので子どもを預けてリフレッシュしたい」と考える方もいるようです。仕事と家庭を両立したいときには「キズナシッター」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターには、保育士や幼稚園教諭などの国家資格を所収する方がベビーシッターとして登録しています。保育の経験が豊富なプロ集団なので、安心して依頼できると好評を得ています。

 

専用のアプリを使って会員登録をすると、ベビーシッター検索やシッティングの依頼、利用料金の支払いまでを一括で行なうことができるので、働くママたちにも利用しやすいサービスといえるでしょう。仕事や家事が忙しいときの子どもの預け先として、キズナシッターの登録から始めてみてはいかがでしょうか。

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。

キズナシッターアプリAppstore
キズナシッターアプリAndroid

ページ上部へ戻る
シッター希望の方向けの記事はこちら