神戸市の子育て家庭のなかには、市の子育て支援の情報について知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、神戸市の子育て支援事業や施設、子育てに関する補助金制度と支援情報について、市のホームページをもとにご紹介します。

 

神戸市の子育て支援制度

兵庫県神戸市では、子育てに関する補助金制度が利用できます。内容を確認し、制度を活用していきましょう。

妊娠・出産する方向け

＜妊産婦タクシー利用券＞
 

妊娠届を出された方は、外出時に利用できる妊産婦タクシー利用券を受け取ることができます。

 

交付内容は、タクシー利用券5000円分（500円券×10枚）で、有効期限は交付日から14カ月後の月末までです。

 

神⼾市と妊産婦タクシー利用助成事業の契約を交わしているタクシー会社のみ利用が可能なので、注意が必要です。

 

＜助産制度＞
 

神戸市内に在住で妊産婦の同居する世帯が生活保護を受けるなどの経済的な困窮、また扶養義務者などからの援助が見込めない場合に、市が指定した助産施設に入所、出産を支援する制度です。

 

出産予定日の2カ月前を目安に申請を行なう必要があります。

 

＜出産・子育て応援給付金＞
 

子育て家庭の負担を軽減するために、出産育児関連用品の購入や子育て支援サービス利用時の費用負担の軽減を目的に、出産・子育て応援給付金を贈呈しています。

対象者は以下の通りです。

 

・2023年4月以降に妊娠届を提出した妊婦

給付金：妊婦1人あたり5万円（支給対象者は妊娠届出をした妊婦）

 

・2023年4月以降に出生届を提出した児童を養育する方（新生児訪問時の面談を受けた方）給付金：児童1人あたり5万円（支給対象者は出生した児童の養育者）

 

面談後に申請方法の説明があるため、詳細はこちらをご覧ください。

子育て中の方向け（ベビーシッター利用時の補助制度含む）

＜幼児教育・保育の無償化制度＞
 

2019年10月開始の幼児教育・保育の無償化制度を利用した助成を受けられます。

 

保育の必要性の認定を受けるなどの条件を満たせば、保育園や幼稚園、認定こども園などを利用する3歳～5歳までの子どもの保育利用料が無料になります。

 

0歳～2歳までの子どもたちは、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。

 

その他に、仕事を理由にベビーシッターを利用する方は必要な書類を用意して自治体に申請を行なうことで制度を活用できそうです。

 

基本的にはベビーシッターサービスの利用後に申請し、後から給付が受けられる償還払いが適用されるようです。その場合は、請求書や受託証明書などの書類が必要になるでしょう。

 

当サービス・KIDSNAシッターでは、受託証明書の発行も行なっていますので気軽にご利用くださいね。

 

 

＜ベビーシッター派遣事業割引券＞
 

ベビーシッター派遣事業割引券は、ベビーシッターによる子どものお世話や保育施設への送迎などの利用時に使える割引券です。

 

対象者1名につき、1日あたり4400円（2200円×2枚）利用でき、1家庭1カ月24枚までの使用が可能です。1カ月あたり最大52800円の補助が受けられる仕組みとなっています。

 

対象児童は乳幼児から小学3年生までとなり、ベビーシッターの往復交通費などには使用できないため、条件を確認することが大切です。

 

KIDSNAシッターでは、ベビーシッター派遣事業割引券を利用できます。詳しくはこちらをご覧ください。

 

＜低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金＞
 

2023年度の事業で、すでに申請受付期間は終了していますが、物価高騰などで経済的に困窮している低所得の子育て世帯に対して、児童一人あたり5万円が給付されました。

 

今後も同様の給付金が付与される場合がありますので、注視していきましょう。

神戸市の子育て支援事業

 

神戸市のホームページをもとに子育て支援事業について紹介いたします。

待機児童状況からみる子育て支援　

神戸市では、保育園を必要とするご家庭がスムーズに入園できるよう、待機児童対策に取り組んでいます。

 

2023年4月時点で待機児童数は0人のため、2024年度も比較的入所しやすい状況が予想されます。

 

また、利便性の高い駅周辺で3歳～5歳までの子どもを預かり、保育園まで専用バスで送迎する送迎ステーションを整備しています。

 

利用希望者は保育園の入所に必要な支給認定を受けてから申請する必要があります。対応エリアの詳細はこちらをご覧ください。

一時保育

一時保育とは保護者の就労や病気、育児のリフレッシュなどを目的に保育施設や保育園において、子どもを預けられる制度です。全国的に一時保育事業が行なわれていますが、地域によって対象年齢や利用料金に違いがあります。

 

神戸市の一時保育について詳しく紹介します。

 

＜対象＞

1歳から小学校入学前までの子ども

 

＜一時保育の種類＞

 

 

 

利用手続きは各保育施設で行なっているため、詳細はこちらで確認してみてくださいね。

KOBEはじめルーム

神戸市には、育児休業終了後に仕事復帰を行なう保護者と、保育施設に通い始める子どもを支援する目的として、保育所などにおいて子どもを預かる「KOBEはじめルーム」という事業があります。

 

利用するための条件は以下の通りです。

 

 

利用料金は1日2400円×利用日数分となります。

 

幼児教育・保育の無償化の対象となる方は、利用料が無償化の対象になりますが、給食費は無償化の対象にならないので注意しましょう。

 

また、「一時保育事業利用料多子軽減補助金」の対象事業のため、第2子は利用料が半額、第3子以降無料です。

 

復職する場合に預け先に悩んだ際は、利用を検討してみてもよいでしょう。

神戸市病児保育事業

神戸市では、保育施設に通園する子どもが病気を理由に集団生活が困難な場合に、病院や診療所に併設した病児保育室で一時的に子どもを預かる事業を実施しています。※保護者の就労などを理由に保育が難しい場合に適用

 

対象児童は、市内在住の小学校6年生までの子どもです。

 

市外居住の方で市内の保育所や幼稚園、小学校などに通う児童や、保護者が市内に勤務している子どもも対象となります。

 

利用料金は1日1人あたり2000円です。なお、昼食代・おやつ代が別途必要となります。

神戸市休日保育

保護者の就労などの理由で、日曜や祝日などに家庭で保育ができない場合に、保育所などで子どもを預かる「休日保育」という事業もあります。

 

対象児童は、保育所などに入所しており、休日に保護者が就労のため保育が必要な、市内在住の満1歳から小学校入学前までの児童です。

 

利用料金は無料ですが、給食などでアレルギーに関する対応については実施施設に相談しましょう。お弁当を持参する場合もあるようです。

神戸市の子育て支援情報

神戸市の子育てに関する行政支援について気になる方もいるでしょう。神戸市の子育て支援情報について紹介いたします。

こうべ子育て応援LINE

妊娠中から3歳までの子どもがいる方を対象に、子育てに関する役立つ情報をLINEで配信するサービスです。妊娠週数や子どもの月齢に応じた成長過程やアドバイスの他に、予防接種や子育てイベントなどの情報も配信されています。

こどもっとKOBE

「こどもっとKOBE」は、育児に役立つ情報や行政サービスなどをチェックできる子育て応援サイトです。

 

目的や年齢などから知りたい情報が見つかる検索機能が備わっています。専門家によるコラム配信などもあるので、活用してみましょう。

 

子育て支援情報をチェックし、日々の育児に活かせるとよいですね。

 

出典：神戸市

「キズナシッター」は神戸市の子育て世帯も応援しています

神戸市や周辺の地域で子育てのサポートを受けたいとき、「一時保育の空きがなかった」「気軽に子どもを預けたい」というケースもあるかもしれません。

 

そんなときは0歳から12歳までの子どもを預けられる、「キズナシッター」を活用してみませんか？

 

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターのマッチングサービスです。

 

神戸市を拠点とする経験豊富なベビーシッターの方も登録しており、依頼するベビーシッターの方を利用者自身が選択できますので、ぜひご活用くださいね。

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