働き方

幼稚園の預かり保育とは?幼稚園教諭の資格を活かした働き方の種類

幼稚園の預かり保育とはどのような内容なのか気になる方もいるのではないでしょうか。子育てが落ち着いたタイミングで、幼稚園教諭の資格を活かした仕事のひとつとして、預かり保育の時間帯にパートタイマーやアルバイトとして働くことを考える方もいるかもしれません。今回は、幼稚園の預かり保育とはどのようなものか、預かり保育での働き方、幼稚園以外で資格を活かせる仕事についてご紹介します。

幼稚園の預かり保育とは

幼稚園の預かり保育とは、保護者の希望に応じて4時間を標準とする幼稚園の教育時間の前後や土日、長期休業期間中に幼稚園において教育活動を行なうことを指すそうです。

 

出典:預かり保育について/文部科学省

対象

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幼稚園の場合、預かり保育の対象児童は主に教育標準時間認定の在園児とされています。保育園に入園していない子どもについては、一時預かり事業(一般型)で対応しているようです。

 

出典:教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動(いわゆる預かり保育)及び子育ての支援 関係資料/文部科学省

時間

預かり時間は教育時間の前後に行われるそうですが、開始時間や終了時間は園によってそれぞれ異なるでしょう。文部科学省の資料によると、預かり保育の終了時間を17:00から18:00に設定している幼稚園は43.4%と多く、次いで18:00から19:00に設定している幼稚園は27.4%でした。

 

出典:令和元年度 幼児教育実態調査/文部科学省

料金

預かり保育を利用した場合、各園によって料金の徴収について違いがあるようです。文部科学省によると、預かり保育における料金徴収の状況は、保育料のみを徴収している園が56.1%と全体の半数以上で、保育料と実費をともに徴収している園は32.1%とされています。

 

出典:令和元年度 幼児教育実態調査/文部科学省

幼稚園の預かり保育での働き方

幼稚園教諭の資格を所有している方のなかには、預かり保育の時間帯に働きたいと考える方もいるかもしれません。幼稚園の預かり保育での働き方について、実際に幼稚園で働く方たちに聞いてみました。

正規職員

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「私は幼稚園の正規職員として働いています。担任するクラスの活動が終わった後は、職員による振り返りの会があるため、普段は預かり保育を担当していません。預かり保育を主に担当する方に欠員が出た場合や、職員の手が足りない時間帯にはいっしょに担当することもあります」(20代/3歳児のママ)

 

正規の職員が預かり保育を担当するかは、幼稚園によって違いがあるようです。預かり保育の時間帯には、担任や主任が集まって会議や研修を行なっているという声も聞かれました。

パートタイマーやアルバイト

「子育てが一段落したと感じたとき、幼稚園教諭の資格を活かして働くことにしました。家庭と仕事の両立ができるか心配だったので、預かり保育の時間帯にのみ働くパートタイマーとして勤務しています」(40代/10歳児のママ)

 

他にも、土曜日と長期休業期間中のみ預かり保育のアルバイトをしているというママの声もありました。

幼稚園以外で資格を活かせる仕事

幼稚園以外で、幼稚園教諭の資格を活かせる仕事の一例をご紹介します。

認定こども園

「資格を活かしながらも、今までとは違った仕事をしたいと思っていたので、産後の再就職先に認定こども園を選びました」(30代/5歳児のママ)

 

認定こども園は、教育と保育を一体的に行なう施設とされてます。幼保連携型、幼稚園型、保育園型、地方裁量型があるため、自分の希望する働き方に合わせて選ぶのもよいかもしれません。

学童保育施設

「学童保育施設の採用面接で幼稚園教諭の資格があると伝えたところ、興味をもっていただけたようで採用につながりました。私が働く学童保育施設は低学年の利用者が多いので、幼稚園で勤務した経験が活かしやすいと思います」(40代/10歳児と12歳児のママ)

 

厚生労働省の資料によると、学童保育施設で働くために必要な資格はないようですが、児童の遊びを指導する者の資格を有する者が望ましいという項目があります。幼稚園教諭の資格を所有している方にとっては、勤務先の候補のひとつになるのではないでしょうか。

 

出典:放課後児童クラブの基準等について/厚生労働省

ベビーシッターサービス

「子どもと活動することが好きなので、個人事業主のベビーシッターとして働いています。自分の好きな時間に働けるところが魅力的で、プライベートとの両立もしやすいです」(20代/7歳児のママ)

 

幼稚園で働いた経験を活かしてベビーシッターとして働くママもいるようです。ベビーシッター会社に就職する他に、ベビーシッターのマッチングサービスに登録しているという声も聞かれました。

資格を活かした働き方を考えよう

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幼稚園教諭の資格を活かして働きたいとき、正規の職員の他にパートタイヤーやアルバイトという働き方もあるようです。家庭と仕事の両立を目指し、預かり保育の時間帯に働くママもいました。幼稚園以外には、学童保育施設のスタッフやベビーシッターという選択もあるのではないでしょうか。資格や経験を活かして、自分に合った働き方を見つけられるとよいですね。

幼稚園教諭の資格を活かした働き方の候補に「キズナシッター」も

幼稚園教諭の資格を所有している場合、「幼稚園以外で働いてみたい」「働く時間を自分で設定できたら助かる」と考える方もいるようです。資格や経験を活かした働き方のひとつとして、「キズナシッター」に登録してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターは、赤ちゃんや子どもを預けたい家庭とベビーシッターの方をつなぐマッチングサービスです。キズナシッターには、幼稚園教諭や保育士、看護師いずれかの資格所有者のみが登録しています。

 

働く時間帯や地域、預かる子どもの年齢や人数は自分で決めることができるため、家庭と仕事の両立がしやすいと登録する方からも好評です。ベビーシッター登録会にエントリーするところから始めてみてはいかがでしょうか。

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