インタビュー

【取材】てぃ先生がベビーシッター初体験「保育士が葛藤する“個別の配慮”を心置きなく実現できた!」

大人気の保育士「てぃ先生」。普段は保育園で働く保育士ですが、個人宅でのベビーシッターは未経験。今回は特別企画「てぃ先生があなたの家でお子様をシッティング!」に当選された伊藤さんのお宅に伺い、シッティングを行いました。初めてのベビーシッターを終え、てぃ先生が感じたのは「保育士の葛藤である“個別の配慮”が、ベビーシッターだと存分にできる」という手応えでした。

てぃ先生、ベビーシッターになる

限定企画「てぃ先生があなたの家でお子様をシッティング!」、多数のご応募いただき、ありがとうございました。当選された伊藤さんのお宅で、お母さまご在宅の中、シッティングを実施しました。

 

ベビーシッター初体験のダイジェスト

 

てぃ先生、人生初のシッターに挑戦

限定企画「てぃ先生があなたの家でお子様をシッティング!」、多数のご応募いただき、ありがとうございました。当選された伊藤さんのお宅で、お母さまご在宅の中、シッティングを実施しました。

 

伊藤さんご一家のプロフィール

伊藤さんプロフィール

お母さまは現在育休中、間もなく復職予定。さくらちゃん(写真左)は4歳2ヵ月の女の子。じゅりちゃん(写真真ん中)は1歳8ヵ月の女の子。(お父さまはお仕事のためご不在)

てぃ先生プロフィール

キズナシッター エグゼクティブ プロデューサー。関東の保育園に勤める現役保育士。保育園の日常をつぶやくツイッターには44万人を超えるフォロワーがいる。著書『ハンバーガグー』『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』。ツイートを原作とした漫画『てぃ先生』、アニメも公開。「保育・子育ては大変なことよりも、楽しいことの方が遥かに多い」ということを伝えるために、現在も活動中

2018年キズナシッター エグゼクティブ プロデューサー。関東の保育園に勤める現役保育士。保育園の日常をつぶやくツイッターには44万人を超えるフォロワーがいる。著書『ハンバーガグー』『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』。ツイートを原作とした漫画『てぃ先生』、アニメも公開。「保育・子育ては大変なことよりも、楽しいことの方が遥かに多い」ということを伝えるために、現在も活動中

 

10:00 ご自宅訪問&ごあいさつ

自宅前で挨拶

 

玄関でお母さまと、お姉ちゃんのさくらちゃん(4歳2ヵ月)、妹のじゅりちゃん(1歳8ヵ月)が揃ってお出迎え。初対面のてぃ先生に、2人とも興味津々。でも、その手はお母さまの服をぎゅっとつかんだままでした。

 

リビングに移動して、改めてごあいさつ。「てぃ先生だよ〜」。シッティング前に、子育て方針や家庭のルールをお伺いする「面談」を実施

 

(※キズナシッターでは、初めての保護者さまからのご依頼時は必ず面談を行い、ご家庭のルールや子育てについてお伺いをします)

ベビーシッター面談

 

「おうちでのルールはありますか? 例えば、テレビはつけないでとか、あれは触らせないでとか」(てぃ先生)

 

「特にないですよ」(お母さま)

 

「子育ての方針として気をつけていることありますか? 遊ぶとき、必ず片付けてから次のおもちゃで遊ぶようにするとか」(てぃ先生)

 

「そうですね。それはそうしていますのでお願いします」(お母さま)

ベビーシッターと遊ぼう

 

そんな話をしていると、お姉ちゃんのさくらちゃんが、てぃ先生にブロックを持って見せにきてくれました。面談もそこそこに、シッティング開始。てぃ先生と2人でブロック遊びを始めます。

 

「まずはどうやって子どもたちと打ち解けるか、それが最大の不安でありポイントでした。初対面で警戒するのは当然ですからね。今回は、お姉ちゃんのさくらちゃんが自分で組み立てたブロックを『トンカチだよ』と持ってきてくれた。いつも家で慣れ親しんでいる得意な遊びなんだと感じました。僕からガツガツ行くのではなく、まずは、ブロック遊びで仲良くなることに決めました」(てぃ先生)

 

ブロック遊びを続けていると、妹のじゅりちゃんもお母さんの抱っこから降りて一緒に遊び始めます。

打ち解けるベビーシッター

 

「じゅりは慣れない状況だと抱っこしてないとダメなんですが、すぐに私から離れて遊び始めたので驚きました」(お母さま)

 

「じゅりちゃんが警戒心を解いてくれたのは、ベビーシッターならではの環境が大きかった。”慣れている家”で、”お母さんがご在宅”だったこと、あとは”お姉ちゃんが先生と一緒に遊んでいた”からだと思います」(てぃ先生)

 

10:40〜 ブロック遊びを終えてパズル遊び

パズル遊び

 

ブロック遊びもひとしきり終え、「少し飽き始めているなと感じた」(てぃ先生)。さくらちゃんから、パズルやろ!と提案されパズルを始めました。

 

「実は、絵本を持参していたので、読み聞かせをしようかなと考えていましたが、パズルをやりたいといってくれたのでそれに乗りました。本人がやりたいことを、やりたい時にしてあげられるのは、個別保育のベビーシッターのよさですね」(てぃ先生)

 

また、この時点で「今日はお姉ちゃんに手厚く時間を使おうと考えた」とシッティング終了後、同行していたキズナシッター運営スタッフに教えてくれました。

 

「さくらちゃんは4歳で受け答えもしっかりしていた。小さな妹(1歳8カ月)がいる家庭において、お母さんにとって『頼れる存在』になってるなって。

 

これは、どのご家庭でもそうなりがちですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんは、本当は自分が甘えたいときでも空気を読んでその役割を背負ってしまいがち。せっかくだから、今日は、さくらちゃんとたくさん遊んであげたいと思ったんです。もちろん、妹のじゅりちゃんがけがケガなどしないよう安全に配慮するのは当然として」(てぃ先生)

 

パズルは、さくらちゃんとじゅりちゃんと3人で。パズルを広げる前には、面談時にお母さまとすり合わせた通り、まずはブロック遊びを片付けてから遊ぶように促します。パズル遊びをしていると、お姉ちゃんが作った先から、妹のじゅりちゃんが崩していく展開に。

 

「じゅりちゃんなりに一緒に遊ぼうとして、壊してしまうことは仕方がない。だからといってお姉ちゃんなら我慢しようではかわいそう。『せっかく作ったのにねー』とさくらちゃんに聞こえるように話しかけ、気持ちに寄り添うようにしました」(てぃ先生)

11:30〜 お母さんお手製お弁当で昼食

【取材】てぃ先生がベビーシッター初体験「保育士が葛藤する“個別の配慮”を心置きなく実現できた!」

 

お昼はお母さまにご用意いただいたお弁当を一緒に食べました (※キズナシッターでは、食事の時間帯にかかるシッティングの場合、お子さまのお食事のご用意を親御さんにお願いしています。シッターさんの食事はご用意いただかなくて大丈夫です)

 

「食育というほど何かできたわけではないですが、食べることや食べ物について、興味を持ってもらえるように、あとは食べることが楽しいように雰囲気づくりを心がけました」(てぃ先生)

 

食事前には、洗面台で一緒に手洗い。食べ終わった後は、「テーブル、きれいきれいできるとかっこいいと思うよ」とてぃ先生が声がけ。姉妹揃って、テーブルを拭いてごちそうさま

 

12:00〜 かくれんぼ・お絵かき

食後も、家の中でかくれんぼをしたり、一緒にお絵かきをしたり。すっかり仲良くなった3人は時間も忘れて遊びに没頭。まだまだ遊び足りない様子でしたが、気づけば、終了時間まであと5分ほど…。

 

そろそろお別れの時間ですねとお母さんと会話していると、「やだー、もっと遊びたい」とさくらちゃんが泣き出してしまいました。

泣き出すさくらちゃん

 

てぃ先生から「じゃあ、最後にもうひと遊びしようか?」と声をかけると、「ぐるぐるまわして、すすめるやつやりたい」とさくらちゃん。

 

すかさずお母さまから、「それ、人生ゲームだね…、時間かかりすぎるからそれはやめよう(笑)」。帰らせたくなかったんだねと、笑いに包まれました。

 

13:00 シッティング終了

最後は玄関先でバイバイ。泣き顔のさくらちゃんを、たかいたかいするてぃ先生。

 

「普段、保育園だと、たかいたかい1つするにも、一人にしてあげたら他の子にもしてあげなくてはいけない。なかなか全員をする時間は取れなくて、公平性の観点から、してあげたいなと思ってもできないこともある。思う存分してあげられたのは、僕としてもうれしかった」

ベビーシッターとお別れ

 

伊藤さん、短い時間でしたが、ありがとうございました!

 

初めてのベビーシッターを終えてみて

保育士としての葛藤である「個別の配慮」を思う存分にできた(てぃ先生)

ベビーシッターのてぃ先生

 

今日はお母さまが在宅だったので、子どもたちも安心して過ごしてくれたように思います。

 

お母さまが在宅じゃない場合を考えると、例えば「ご飯を残すことについて、それでいいのか、最後まで頑張って食べさせるべきか」「手洗いを嫌がったらどこまで強制するか」「歯磨きは…」など、もっと多くのことを面談時に聞いておく必要があったと思いました。

 

もちろん、やりながら気づくことも多いので、回数を重ねながら、親御さんへの確認をしていくことが大事だなと感じました。

 

あと、保育士あるあるとして、抱っこしてたかいたかいしたり、ひざにのせて遊んだりって、保育園だと「1人やったら、もちろん他の子もしなくては」となるんですよね。

 

ベビーシッターは1対1だったり少人数。その子だけのことを考えて、してあげられる。

 

他の遊びや食事などもそうで、保育士としての葛藤である「個別の配慮」を思う存分に発揮できて、子ども一人ひとりの興味を伸ばすには、ベビーシッターってとてもやりやすいと感じました。

 

あとは、包み隠さず愛情を注げる感じがしました。

 

「保育園のやり方」ではなく「ご家庭のやり方」にあわせて子どもと接しているので、子どもができるようになったこと、覚えたことは、そのまま親御さんの子育てに引き継がれやすい。

 

「一緒に」というとおこがましいかもしれませんが、より、ご家庭と、2人3脚で子育てをしている充実感がありました。

 

初ベビーシッター終了後にてぃ先生が投稿したツイッター

 

自分が探すときに、資格を持っているかという観点で探します(お母さま)

伊藤さんお母様

 

子どもと1対1で思いっきり遊んでいただき、楽しそうでとてもよかったです。

 

今度復職するので、土日などどうしても外せない仕事が入ってしまったときなど、ベビーシッターさんにお願いしたいと思います。

 

自分が探すときに、資格を持っているかという観点で探すので、最初から皆さんが保育士や幼稚園教諭の資格をお持ちだというのは、とても安心でうれしいです

 

さらに、後日こんなメールをお母さまからいただきました。

「てぃ先生が帰った後も、さくらは本当に楽しかったようで、『てぃ先生に会えたことは、きっとずっと忘れないなぁ』と深刻な顔をしてつぶやいていて、ものすごく面白かったです」

 

──さくらちゃんにとっても、大切な思い出になった、初めてのベビーシッター。お母さま、さくらちゃん、じゅりちゃん、ありがとうございました。

 

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