子育て

ワンオペ育児度をチェックしよう。10個のチェックリストと現状を変えるための対応

子育てをしていると、「この状況はワンオペ育児なのではないか」と感じることもあるようです。今回は、どのような状態をワンオペ育児というのかや、ワンオペ育児度のチェックリスト、ワンオペ育児に悩む方が現状を変えるために行った対応をママやパパの体験談を交えてご紹介します。

ワンオペ育児とは

内閣府の資料によると、ワンオペ育児とは育児の当事者であるママやパパが使う俗語とされています。ワンオペレーション(1人作業)で育児を行っているという状況から、ワンオペ育児といわれるようになったそうです。家庭のなかで主に育児を担当する方たちが、SNSなどを通じて育児や家事に関する負担の重さや孤独感を発信し、語り合う場面も少なくないのではないでしょうか。

出典:「ワンオペ育児」の現状/内閣府

ワンオペ育児度のチェックリスト

shutterstock.com/Tatyana Abramovich



自分の家庭がワンオペ育児に当てはまるのかや、ワンオペ育児度がどのくらいなのか知りたい方もいるようです。10個のリストのなかから、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。チェックに当てはまったママ・パパたちの声もご紹介します。

1.パートナーが自宅にいない時間が長い

自宅に子どもと自分だけがいる状態が長く続く場合、育児や家事の分量も多いのではないでしょうか。子どものお世話や入浴、寝かしつけに加えて、洗濯や料理、掃除などの家事も1人で行っている場合は、この項目にチェックをしてください。

2.子どもの送迎や行事への参加は自分が担当

ママ・パパたちによると、保育園や習い事の教室への送迎が当たり前のように夫婦どちらかの担当になっている家庭もあるようです。こちらの項目に当てはまる家庭では、送迎や行事に夫婦のどちらが参加するかを、都度相談しながら決められていないケースがあるそうです。

3.子どもを病院に連れて行くのは自分が担当

子どもがケガをしたり体調を崩したりした場合、病院への付き添いを誰が行うか相談できていますか?専業主婦や共働きなど仕事の有無に関わらず、夫婦で話し合える環境が整っていない場合は、チェックを入れてもよいかもしれません。

4.パートナーに育児を任せることが不安

パートナーに育児を任せることに抵抗があり、自分の担当を増やしているというママ・パパたちの声もありました。夫婦で育児のやり方を共有できていない場合、「自分が担当した方が早い」「パートナーに任せると最後までしてもらえない」などのモヤモヤを感じる方もいるでしょう。

5.夫婦の実家に頼りにくい

「自分も夫も実家が遠方で、子育てをサポートしてもらいにくい」というママの声もありました。夫婦の間で育児量の偏りを感じているうえに、実家からもサポートも受けにくい場合は、ワンオペ育児度が高い状態といえるかもしれません。

6.パートナーの休日も育児の分担が同じ

仕事をする日と休日では、子どもと自宅で過ごす時間に違いがあるのではないでしょうか。しかし、育児や家事の分担が普段と変わらない場合、ワンオペ育児になっていないか不安になるという方もいるそうです。

7.ほぼ1人で子育てをしている感覚がある

1日のタイムスケジュールを振り返ったとき、自分だけが子どものお世話や遊び相手をしていると感じる方も少なくないのではないでしょうか。家族で生活している感覚はあっても、夫婦で子育てをしている感覚が薄れている場合は、こちらの項目にもチェックを入れてみてください。

8.自分の時間がないと感じている

働きながら育児や家事を優先して生活していると、自分のために使う時間が短いと話すママもいました。自分は仕事が終わってすぐに帰宅し、食後にゆっくり休む時間がとれない状態で子どもをお風呂に入れたり寝かしつけたりするため、自分の時間もほしいと感じている方もいるようです。

9.自分の負担が多くイライラしてしまう

育児や家事の分担量を見直したとき、自分の方が負担が多いのではないかと感じる方もいるかもしれません。気持ちが沈んだりイライラしたりする場合は、このチェックにも当てはまるといえるでしょう。

10.子どもの年齢が0歳から6歳

赤ちゃんや幼児期の子どもは、自分でできることが少しずつ増えていく期間のため、ママやパパからのサポートが必要なシーンもあるでしょう。お世話をする頻度や回数が多いと、ワンオペ育児にもつながる要素があるのではないでしょうか。

ワンオペ育児の現状を変えるための対応

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チェックリストに当てはまる項目があった場合、ワンオペ育児といえる状況にあるかもしれません。ママ・パパたちに、ワンオペ育児の現状を変えるために実際に行った対応について聞いてみました。

夫婦で話し合う

「1日や1週間のスケジュールを伝え、育児や家事の負担が大きく自分の時間を作れない状況を相談すると、夫は『こんなに大変だったんだね』と私の悩みを理解してくれました。育児と家事の分担を見直せたので、自分の気持ちを率直に話してよかったです」(20代/9カ月の赤ちゃんのママ)

ワンオペ育児に悩むとき、まずは夫婦で話し合う機会を作るとよいかもしれません。ママのなかからは、相手に理解してもらうために感情的にならず、落ち着いてゆっくりと伝えるよう心がけたところ、お互いに気持ちよく相談しやすかったという声も聞かれました。

子育て支援事業やサービスを活用する

「ワンオペ育児について話し合って後、通勤時間が長く自宅にいる時間が短い私には担当する育児や家事に限界があると感じました。自分の代わりに育児のサポートをしてくれる相手としてベビーシッターの方に依頼すると、妻の負担が軽くなり、ワンオペ育児をやめられたと思います」(30代/3歳児と6歳児のパパ)

ベビーシッターサービスに子育てをサポートしてもらった家庭があるようです。他には、自治体が運営する一時保育やファミリー・サポート・センター事業を活用した家庭もありました。

家事代行サービスに依頼する

「育児はできるだけ夫婦で分担し、家事はプロの手も借りながら生活しています。時間のかかる換気扇や排水溝の掃除を依頼した日は、夫婦でいっしょに子どもと関わる時間を作れるのでよりよい雰囲気で暮らしやすいです」(40代/2歳児と5歳児のパパ)

家事代行サービスを活用しているパパもいるようです。会社によっては、掃除や料理だけでなくペットの散歩なども代行してくれるそうなので、代わってほしい家事の内容に合わせてサービス会社を選ぶとよいかもしれません。

ワンオペ育児で悩むときは夫婦で相談を

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自分の家庭はワンオペ育児かもしれないと感じる方も少なくないようです。チェックリストでワンオペ育児度を確認し、現状を変えたいと感じたママやパパもいました。ワンオペ育児で悩むときは、まずはパートナーに自分の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。夫婦だけではワンオペ育児の状況を変えにくい場合は、子育て支援サービスや家事代行サービスを活用し、より前向きな環境で子育てをしていけるとよいですね。

ワンオペ育児で悩む家庭のなかないは、「夫婦だけでは子育ての手が足りない」「自分の時間も作りたい」と考えるママやパパもいるようです。子育てのサポートが必要なときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

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保育の知識や経験のある方たちによるシッティングは、赤ちゃんや子どもだけでなくママやパパにも寄り添った内容で満足度も高く、リピーターも増えています。用事があるときだけでなく、1人や夫婦でリフレッシュするためにも、キズナシッターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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