子育て

千葉市の子育て情報。子育てに関する施設や事業と制度

千葉市の子育て世帯のなかには、市の子育てに関する行政支援について知りたい方もいるようです。今回は、千葉市の子育て支援事業や施設、子育てに関する補助金制度や支援情報について、市の資料をもとにご紹介します。

千葉市の子育て支援事業や施設

千葉市のホームページをもとに子育て支援事業や施設についてご紹介します。

子育て施設

千葉市には、「保育園」と「幼稚園」以外に、幼稚園と保育園の機能をあわせもつ「認定こども園」があります。また、地域型保育事業として、3歳未満の子どもを預かる「家庭的保育」や「小規模保育」、「事業所内保育」の3種類の事業も行われています。その他に、小学校入学前の親子を対象とした、親子同士の交流や育児相談などを提供している「地域子育て支援センター」が市内の各地にあります。なお、千葉市では「ちばこどもマップ」という施設の種類やサービス内容に応じて保育施設を検索できるシステムもあるため、家庭の要望に合った保育施設を探したいときには活用してもよいでしょう。

出典：令和３年度保育園・認定こども園等利用（保育認定）のご案内/千葉市

出典：認定こども園について/千葉市

出典：地域子育て支援センターのご案内/千葉市

出典：保育園等のご案内/千葉市

一時預かり保育

一時預かり事業には、定期利用と不定期利用の2種類があります。定期利用は、保護者の週2、3日のパート就労や病気、入院などを理由に家庭で保育ができないときに断続的に子どもを預かります。対象児童は、千葉市民であり、保育の必要性がある満3カ月から小学校入学前までの子どもです。不定期利用は、保護者の病気や冠婚葬祭、育児のリフレッシュなどを理由に家庭で保育が難しい場合に子どもを預かります。対象児童は原則として、千葉市や市原市、四街道市内在住の満3カ月から小学校入学前の児童です。利用方法や利用料金など事業の詳しい内容は、ホームページでご確認ください。

出典：一時預かり事業（定期利用）のご案内/千葉市

出典：一時預かり事業（不定期利用）のご案内/ 千葉市

病児・病後児保育

保育園や小学校などに通っている子どもが、病気や病気の回復時にあり集団生活が困難な期間に、保護者の就労や傷病、出産などを理由に家庭で保育が難しい場合において、専用の保育施設で子どもを預かる、病児・病後児保育という事業もあります。対象児童は、千葉在住または市内の保育園や小学校に通う児童です。利用する場合には事前登録が必要なため、いざというときのために前もって登録を済ませておくと安心でしょう。

出典：病児・病後児保育事業のご案内/千葉市

休日保育

休日保育とは、保護者の就労などを理由に、日曜や祝日などに家庭で保育が難しい子どもを預かる事業です。対象児童は、認可外保育所以外の市内の保育所などに入所している生後3カ月から小学校入学前までの児童で、日曜や祝日においても保育の必要性が認められることです。

出典：休日保育のご案内/千葉市

ショートステイとトワイライトステイ

保護者の入院や出張、残業などを理由に、一時的に家庭で保育が困難なときに、児童養護施設や乳児院などの施設において子どもを預かる、ショートステイとトワイライトステイという制度もあります。ショートステイは、一時的に養育が困難な場合に、宿泊を伴う原則月7日以内の利用が可能です。対象は、市内在住の18歳未満の子どもです。トワイライトステイは、保護者の残業や休日の仕事などを理由に家庭で保育が困難な際、夜間や休日の利用が可能となっています。対象は、市内在住の2歳から18歳未満の子どもです。

出典：ショートステイ・トワイライトステイ/千葉市

出典：子どもを預けたいときは（子育て短期支援事業）/千葉市

千葉市の子育て補助金制度

shutterstock.com/Pixel-Shot

千葉市の子育てに関連する補助金制度について気になる方もいるようです。市の子育てに関する補助金や助成制度についてご紹介します。

妊活・妊娠・出産に関する助成金

千葉市は妊婦一般健康診査の費用の一部を公費負担しており、妊婦一般健康診査14回分の受診券を交付しています。その他に、不妊治療に関する特定治療支援や不育症検査費用、妊産婦歯科健診などの助成制度があります。

出典：妊婦一般健康診査のご案内/千葉市

出典：千葉市特定不妊治療費助成事業/千葉市

出典：不育症検査費助成事業/千葉市

出典：妊産婦歯科健診のご案内/千葉市

子育てに関する助成金

子育て家庭へのさまざまな生活支援として、子どもの医療費助成や三世代同居・近居支援などの制度があります。また、ひとり親家庭を対象とした、児童扶養手当やひとり親家庭等の医療費助成、母子家庭等自立支援教育訓練給付金などの制度も行われています。障がいのある子どもの家庭支援では、障害児育児手当金や特別児童扶養手当の制度などがあるため、対象の家庭は確認してみるとよいでしょう。

出典：子ども医療費助成制度/千葉市

出典：千葉市三世代同居・近居支援事業/千葉市

出典：ひとり親家庭の方などへの手当の詳細/千葉市

出典：ひとり親家庭の方などへの医療費助成の詳細/千葉市

出典：ひとり親家庭の方などへの就労支援の詳細/千葉市

出典：障害者への助成・支援制度/千葉市

千葉市の子育て支援情報

shutterstock.com/takayuki

千葉市でこれから子育てをしようと考えている方や子育て家庭のなかには、市の行政サービスを知りたい方もいるのではないでしょうか。千葉市の子育て支援情報についてご紹介します。

・育児を応援する行政サービスガイド「子育てナビ」
・エンゼルヘルパー
・チーパス事業

千葉市の育児を応援する行政サービスガイド「子育てナビ」は、子育てに関する子どもの預け先や補助金制度などの行政支援をわかりやすく紹介しているウェブサイトです。相談窓口や医療機関などの情報も掲載しているため、パソコンやスマホに登録しておくと情報を知りたいときに活用しやすいでしょう。千葉市には、妊娠中または出産後にサポートが必要になったときに利用ができる「エンゼルヘルパー」という事業もあります。市と契約している事業者からヘルパーを派遣し、身の回りのお世話や育児をサポートします。

出典：育児を応援する行政サービスガイド子育てナビ/千葉市

出典：エンゼルヘルパー派遣事業のご案内/千葉市

出典：千葉県企業参画型子育て支援事業/千葉市

千葉市の子育て支援の情報について確認しよう

shutterstock.com/Chikala

千葉市には、保育園や幼稚園、認定こども園以外にも、3歳未満の子どもを預かる地域型保育事業が行われていました。赤ちゃんや子どもを一時的に預けたいときには、一時預かり保育や病児・病後児保育などの事業もあるようです。子育て補助金制度として、妊娠時期の家庭を支援する制度以外にも、子育て家庭を支えるさまざまな支援が行われていました。千葉市の育児を応援する行政サービスガイド「子育てナビ」などをじょうずに取り入れながら、千葉市で楽しく子育てができるとよいですね。

千葉市で子育てのサポートがほしいときは「キズナシッター」へ

千葉市や周辺の地域で子育てのサポートを受けたいとき、「一時預かり保育の予約がとれなかった」「保育園や習い事教室への送迎を依頼したい」というケースもあるようです。0歳から12歳までの赤ちゃんや子どものサポートがほしいときには「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターのマッチングサービスです。千葉市を拠点とするベビーシッターの方も登録しているため、交通費の面でも経済的といえるでしょう。

365日5:00から23:45まで子どもの預かりや送迎に対応しており、前日の23:59までに依頼を行うと翌日のシッティングも可能となっています。入会金や年会費は一切かからないため、いざというときのために会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。