子育て

札幌市の子育て支援事業や施設。子育てに関する補助金制度や支援情報

札幌市に住んでいる家庭のなかには、市の子育て支援について気になっている方もいるのではないでしょうか。今回は、札幌市の子育て支援事業や施設、子育てに関する補助金制度や子育て支援情報について市の資料をもとにご紹介します。

札幌市の子育て支援事業や施設

札幌市にはどのような子育て支援事業や施設があるのでしょうか。札幌市のホームページをもとに子育て事業や施設についてご紹介します。

子育て施設

札幌市の保育園は公立が24園と私立が247園の合計271園で、認定こども園は112園あります。その他に地域型保育事業として、小規模保育事業が130カ所、家庭的保育事業が9カ所、事業所内保育事業が11カ所で行われています。幼稚園の数は、区立が9園と私立が82園の合計91園です。また、0歳から小学校入学前の子どもと保護者を対象に、子育て中の親子が自由に集い、交流が行える「子育てサロン」が市内に300カ所ほどあります。

出典:保育所・認定こども園等/札幌市

出典:幼稚園一覧/札幌市

出典:子育てサロンとは/札幌市

一時預かり

一時預かりとは、保護者の就労や病気、リフレッシュなどを理由に、家庭での保育が難しくなったときに保育所において1日単位で一時的に子どもを預かる事業です。利用する理由や年齢に応じて、利用料金が異なります。預かりが可能な日時や対象児童の年齢は実施施設によって異なるため、一時保育実施施設の一覧で詳細を確認しておくと、いざというときに利用しやすいでしょう。なお、認定こども園においても、幼稚園に通園していない小学校就学前の子どもを対象に、一時預かり事業を行っています。

出典:保育園の一時預かり/札幌市

出典:令和3年度一時保育事業(一般型保育所タイプ)実施施設一覧/札幌市

出典:一時保育事業(一般型保育所タイプ)について/札幌市

出典:幼稚園の一時預かり事業/札幌市

病後児デイサービス事業

子どもが病気の回復期にあり集団保育が難しい時期に、専門の施設で一時的に子どもを預かる、病後児デイサービス事業もあります。利用できる児童は、生後5カ月から小学校6年生までの子どもです。利用要件として、病気が回復期にあり、保育園や幼稚園などでの集団生活が困難なこと、保護者の仕事や出産、冠婚葬祭の出席などの理由で家庭での保育が難しいこと、かかりつけ医が当事業の利用を差し支えないと認めていることの3つに当てはまる必要があります。利用する場合には事前の登録が必要となるため、利用を検討する場合には早
めに手続きを済ませておくとよいでしょう。

出典:病後児デイサービス事業/札幌市

休日保育

休日保育とは、保護者の就労などを理由に、日曜や祝日に保育を必要とする子どもを特定の保育施設で預かる事業です。対象の児童は、生後5カ月から小学校就学前までの保育園や認定こども園、地域型保育事業を利用している子どもです。受け入れ時間は、8:00から19:00ですが、利用する施設によって異なります。

出典:保育所の休日保育/札幌市

子どもショートステイ

保護者の病気や出産、出張などの利用で、一時的に保育が難しい場合に児童養護施設や乳児院において宿泊を伴って子どもを預かる、子どもショートステイという事業もあります。対象は、札幌市に在住する18歳未満の子どもです。

出典:子どもショートステイ/札幌市

札幌市の子育て補助金制度

shutterstock.com/Brian A Jackson


これから札幌市で子育てをしようと考えている方や子育て家庭のなかには、市の子育てに関する補助金制度について気になる方もいるようです。札幌市の子育てに関する補助金や助成制度についてご紹介します。

妊娠・出産に関する助成金

札幌市は妊婦健診の費用の一部を助成しており、妊婦健診は14回分、超音波検査は6回分の受診票を交付しています。その他に、ヒト白血病ウイルス-1型抗体検査や妊娠高血圧症候群等の療養援護費、里帰り出産する方を対象とした妊婦健康診査の助成制度があります。

出典:妊婦健診費用の一部公費負担/札幌市

出典:ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)抗体検査/札幌市

出典:妊婦の健康診査など/札幌市

出典:北海道外で妊婦健診を受けた場合は/札幌市

子育てに関する助成金

子育て家庭へのさまざまな生活支援として、未熟児養育医療や子どもの医療費助成、災害遺児手当、就学援助などがあります。ひとり親家庭を対象とした支援では、児童扶養手当やひとり親家庭等医療費助成、JR通勤定期特別割引制度があり、障がい児の福祉支援には、特別児童扶養手当や障害児福祉手当、重度心身障がい者医療費助成などがあるため、対象の家庭は確認してみるとよいでしょう。

出典:養育医療/札幌市

出典:子ども医療費助成/札幌市

出典:災害遺児手当/札幌市

出典:就学援助/札幌市

出典:児童扶養手当/札幌市

出典:ひとり親家庭等医療費助成/札幌市

出典:JR通勤定期特別割引制度/札幌市

出典:特別児童扶養手当/札幌市

出典:特別障害者手当、障害児福祉手当、(経過的)福祉手当/札幌市

出典:重度心身障がい者医療費助成/札幌市

札幌市の子育て支援情報

shutterstock.com/miya227


子育て家庭のなかには、市の子育てに関する行政サービスについて知りたい方もいるのではないでしょうか。札幌市の子育て支援情報についてご紹介します。

・さっぽろ子育てガイド
・さっぽろ子育て情報サイト
・こそだてインフォメーション
・「わが家教育」を情報で後押しするサイト さっぽろ家庭教育ナビ

さっぽろ子育てガイドとは、小学校入学前の子どもを育てている家庭のために、子育て支援施設や助成制度など市の子育てに関する取り組みについて、知っておきたい情報が掲載された冊子です。子育て支援総合センターや各区のこそだてインフォメーションなどで配布しているほか、市の公式ホームページの札幌市パンフレットライブラリーにおいても閲覧できます。札幌市の子育てに関する情報を、目的別や年齢に応じて検索ができる「さっぽろ子育て情報サイト」というウェブサイトもあります。イベントや救急当番病院なども検索できるため、パソコンやスマホに登録しておくと、いざというときに利用しやすいでしょう。

出典:パンフレットライブラリー/札幌市

出典:さっぽろ子育て情報サイト/札幌市

出典:こそだてインフォメーション/札幌市

出典:“わが家教育”を情報で後押しするサイト さっぽろ家庭教育ナビ/札幌市

札幌市で子育てをするときは制度や情報について確認を

shutterstock.com/ANURAK PONGPATIMET


札幌市には、保育園や幼稚園以外に、0歳から小学校入学前の子どもと保護者が利用できる「子育てサロン」があるようです。子どもを一時的に預かる事業では、一時預かりや病後児デイサービスなどがあり、家庭の状況に応じて利用を検討してもよいかもしれません。子育てに関する補助金制度は、妊娠中から利用できる制度以外にも、ひとり親家庭や障がい児のいる家庭をはじめとする、さまざまな支援がありました。札幌市の子育てガイドや子育て情報サイトなど、子育てに関する行政サポートをじょうずに活用して楽しく子育てができるとよいですね。

「キズナシッター」は札幌市の子育て世帯も応援しています

札幌市や周辺の地域で子育てのサポートを受けたいとき、「一時預かりの予約がとれなかった」「急な子どもの預け先が見つからない」といったケースもあるようです。0歳から12歳までの赤ちゃんや子どもを預けたいときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターのマッチングサービスです。札幌市を拠点とするベビーシッターの方も登録しているため、交通費の面でも経済的といえるでしょう。

依頼するベビーシッターは、専用のアプリを使い、ベビーシッターの方の顔写真やプロフィール、レビューなどを確認しながら、家庭の要望に応じて選ぶことが可能です。預け先の選択肢のひとつとして、アプリのダウンロードから始めてみてはいかがでしょうか。

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

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※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。

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