子育て

男性が対象の育児休暇制度とは?育児休暇取得の条件やポイント

赤ちゃんの誕生を待ち望む男性のなかには、育児休暇取得の条件やポイントについて知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、男性を対象とした育児休業の制度についてや取得時のポイント、育児休業中に利用した子育て支援サポートを厚生労働省の資料をもとにご紹介します。

男性を対象とした育児休業の制度

育児休暇とは、育児・介護休業法に定められた両立支援制度です。厚生労働省の資料によると、申出により子どもが1歳になるまで育児休業が取得できるとされています。

ここでは、男性ならではの育児休業の制度についてお伝えします。

パパ休暇

「パパ休暇」とは、両親が協力して育児に参加するために作られた制度のひとつです。出産後8週間以内にパパが育児休業を取得した場合、特別な事情がなくても再度育児休暇を取得できるとされています。取得条件には、子どもの出生後8週間以内に育児休業を取得していることと、同期間内に育児休業が終了していることの2つがあります。

パパ・ママ育休プラス

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「パパ・ママ育休プラス」とは、両親ともに育児休業を取得するとき、3つの条件を満たした場合に限り育児休業の対象となる子どもの年齢が1歳2カ月にまで延長される制度です。条件として、子どもが1歳に達するまでに配偶者が育児休業を取得していること、本人の育児休業開始予定日が子どもの1歳の誕生日より前であること、本人の育児休業開始予定日が配偶者がしている育児休業の初日以降である必要があります。

 

出典:育児休業制度とは/厚生労働省

 

出典:両親で育児休業を取得しましょう!/厚生労働省

育児休業取得時のポイント

育児休業を取得したパパたちに、男性が育児休業をとる場合にどのようなポイントがあるのか聞いてみました。

手続き

「妻の妊娠がわかった時点でどのような手続きが必要か調べたことを覚えています。私の場合、会社の担当者に相談すると会社規定の申請書があったため、必要事項を記入して提出しました」(30代/2歳児のパパ)

 

会社に所定様式の申請書がある場合、子どもの生年月日や出産予定日などを記入して提出する手続きが必要なようです。育児休業は労働者が請求できる権利が法律に基づいているため、会社に育児休業制度がない場合でも、申し出ることにより取得できるとされています。

 

出典:育児休業を取る 育児休業についてよくある質問/厚生労働省

仕事の引き継ぎ

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「育児休業取得日に向け、取り組んでいる業務の引き継ぎ書を作成しました。同僚にも育児休業期間を伝えておくことで、スムーズな引き継ぎができたと思います」(40代/5歳児のパパ)

 

育児休業を取得する準備として、仕事の引き継ぎ内容をまとめたパパもいるようです。引き継ぐ相手が決まっている場合は、用意した引き継ぎ書に不明な点がないか確認し、必要に合合わせて情報を共有するのもよいかもしれません。

育児休業中に利用した子育て支援サポート

パパたちが実際に利用した、育児休業中に利用した子育て支援サポートについてご紹介します。

ベビーシッターサービス

「育児休業を取得したことで、目が離せない赤ちゃんとの暮らしの大変さがわかりました。まとまった睡眠時間が作れず寝不足が続いたときは、ベビーシッターの方に依頼して子どものお世話をお願いしたこともあります」(20代/5カ月の赤ちゃんのパパ)

 

育児休業中にベビーシッターサービスを利用したパパがいるようです。シッティングの対象月齢は会社によってそれぞれ違いがあるそうで、実際に利用する日の赤ちゃんの月齢が対象かを確認してベビーシッター会社を選んだというパパの声もありました。

家事代行サービス

「赤ちゃんのお世話で家事まで手がまわらないときは、家事代行サービスを利用しています。散歩や健診など外出している間に掃除や料理をしてもらうと、自分は赤ちゃんのお世話に集中しやすかったです」(30代/7カ月の赤ちゃんのパパ)

 

留守中に家事を代行してもらったというパパがいました。臭いが強い洗剤を使用する掃除など、赤ちゃんのお世話と同時に進めることが大変な家事はプロに依頼するのもよいかもしれません。

育休復帰支援プラン

「私は育休復帰支援プランを活用しました。男性が育児休業を取得するモデルケースとして、どのような取り組みが必要なのかを洗い出すよいきっかけになったと思います」(20代/3歳児のパパ)

 

育休復帰プランとは、中小企業が従業員の円滑な育児休業の取得および、育児休業後の職場復帰を支援するために策定する制度です。この制度を策定や実施することで、従業員は安心して育児休業の取得から復帰ができる他に、会社側は快く育児休業に送り出しやすいとされています。

 

出典:育休復帰支援プラン策定のご案内/厚生労働省

条件を確認して必要な制度を利用しよう

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男性を対象とした育児休業の制度として、パパ休暇やパパ・ママ育休プラスという制度があるようです。事前に申請条件などを確認し、期日にゆとりをもって届け出るとよいかもしれません。赤ちゃんとの生活をどのように送るか夫婦で相談し、育児休業制度や子育て支援サービスをじょうずに活用できるとよいですね。

「キズナシッター」は子育て中の男性をサポートします

育児休業制度の取得を考えている男性のなかには、「いざというときの預け先が欲しい」「育児休業が終わった後にサポートしてもらいたい」と悩む方もいるようです。赤ちゃんや子どもの預け先を探すときは、「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターは、0カ月の赤ちゃんから12歳の子どもまでを対象としたベビーシッターサービスです。キズナシッターには保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの資格をもつ方が登録しているため、質の高いシッティングが受けられると好評を得ています。

 

ママやパパからは、育児に疲れたときや、大人だけで用事を済ませたいときなどに利用しやすいという声もありました。育児休業中や職場復帰後のサポートとして、キズナシッターの会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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