幼児教育は意味がない?幼児教育の考え方や幼児期に取り組んだこと
幼児教育は意味がない?幼児教育の考え方
幼児教育とはどのようなことを指すのか気になる方もいるのではないでしょうか。幼児教育の考え方について文部科学省の資料をもとにご紹介するとともに、ママやパパたちが感じる幼児教育に関する悩みについて聞いてみました。
幼児教育とは
文部科学省の資料によると、「幼児教育」とは、満1歳から小学校就学前の子どもを対象にした教育のことを指すそうです。保育園や幼稚園、家庭、地域など生活するすべての場所において行われる教育の総称とされています。一般的な「早期教育」といった知識のみを学ぶ内容とは異なり、学習の基礎をつくることや後伸びする力を培うことを重視しているそうです。幼児教育は、知識や技能以外にも、思考力・判断力・表現力などの「確かな学力」や「豊かな人間性」、たくましく生きるための「健康・体力」からなる、「生きる力」の基礎を育てていく役割があるとされています。
幼児教育に関する悩み
「子どもが年少クラスに進級したので、何か自信がもてることを身につけてもらいたいと考えていますが、幼児期から習い事をして意味があるのか悩むことがありました。他の家庭では幼児教育についてどのように考えているのか気になります」(40代/4歳児のママ)
「子どもが水泳に興味をもったので、4歳から水泳教室に通うようになりました。小学校に入学することを意識して学習面の習い事もしたほうがよいのか悩んでいます」(30代/6歳児のパパ)
幼児期から習い事をして意味があるのか、学習面の習い事をしたほうがよいのかなど、家庭によってさまざまな悩みがあるようです。他のママのなかからは、幼児教育として家庭ではどのようなことをしたらよいのか知りたいという声も聞かれました。
幼児教育として取り組んだこと
ママやパパたちに聞いた、家庭で実際に取り組んだ幼児教育の内容をご紹介します。
絵本の読み聞かせ
「赤ちゃんの頃から、毎日絵本の読み聞かせをしています。さまざまなジャンルや絵柄の絵本の読み聞かせを通じて、想像力や感情表現を育めたら嬉しいです」(20代/2歳児のママ)
乳幼児期の子どもの暮らしに、絵本の読み聞かせを取り入れている家庭も少なくないのではないでしょうか。パパのなかからは、子ども自身が好きな絵本を選ぶことで自主性を伸ばしたいという思いから、表紙が見えるようにディスプレイスタンドに絵本を収納しているという声も聞かれました。
自然の体験
「休日は子どもたちといっしょに公園に出かけ、自然の中で遊ぶ体験をすることを心がけています。四季の変化を感じたり、昆虫採集をしたりすることで、豊かな心をもち生命の大切さを感じてもらえたらと思います」(30代/2歳児と5歳児のパパ)
自然の中で遊ぶ機会を意識しているパパがいるようです。他には、長期休みを利用して家族でキャンプに出かけ日常と違う体験をすることで、発想力が豊かになり自発的な行動に繋がればと考えているママの声もありました。
人との関わり
「子どもには、親以外の大人や同世代以外の子どもなど、さまざまな人とコミュニケーションが取れるようになってもらいたいと思っています。祖父母や近所の方と関わる機会をたくさん作ることで、自分から積極的に話ができるようになりました」(40代/3歳児のパパ)
コミュニケーションの機会がもてるように工夫している方もいるようです。散歩をしているときにすれ違う人と挨拶を交わしたり、買い物をしたときにお礼を伝えたりするなど、親が地域の方と言葉を交わすことも、子どもにとっては学びの機会になるかもしれません。
子どもの興味にあわせた習い事
「子どもが運動教室に興味をもつようになったので、4歳から通うようになりました。先生の話を聞きながら、跳び箱や倒立などに挑戦するわが子を見ていると成長を感じます」(30代/5歳児のママ)
幼児教育のひとつとして、子どもの興味にあわせて習い事を取り入れている方もいました。パパのなかからは、仕事の都合で習い事の送迎が難しいときは、ベビーシッターサービスを利用して教室から自宅への移動をお願いしているという声も聞かれました。
幼児期の子どもとの関わり方で心がけたこと
ママやパパたちに、幼児期にどのようなことを心がけて子どもに接していたのか聞いてみました。
集中しているときは見守る
「子どもがブロック遊びやお絵描きなどに集中して取り組んでいるときには見守るように意識しています。見守ることで、子どもがどんなことに楽しさを感じているのか理解でき、子どもがやりきった後は、満足げな表情をしているので大事にしたいです」(30代/3歳児のママ)
子どもが集中しているときは、見守る姿勢も大切かもしれません。パパのなかからは、子ども自身が考えた上でどうしてもサポートが必要なときに声がけができるように、遊んでいる過程をそっと見守るようにしているという声も聞かれました。
子どもといっしょに楽しさを共有する
「子どもが楽しいと感じているときは、気持ちを受け止めて楽しさを共有していきたいと思います。いっしょに笑いあったり、驚いたりすることで、心が豊かになっていってくれたら嬉しいです」(20代/1歳児と2歳児のママ)
子どもが感じている感情をいっしょに共有することが、親子の関係を深めるきっかけのひとつになるかもしれません。子どもが保育園での出来事を話してきたときには、「〇〇をしたんだね。そのときはどんな風に感じたの?」と子どもの感情を聞きながら、子どもの気持ちに寄り添えるような言葉がけをしている方もいました。
子どもの意思を尊重する
「子どもが『やってみたい!』と発言したことは、取り組めるような環境が作れるよう夫婦で協力しています。意見を尊重すると、子ども自身が率先して行動しているので、子どもの思いを大切にしていきたいと感じます」(40代/5歳児のパパ)
子どもの声を大切にすることで、行動の変化を感じることもあるようです。ママのなかからは、出産後に上の子との時間が作りにくかったので、下の子をベビーシッターの方に預けて、上の子がしたいことをできるような時間を作ったという声も聞かれました。
自分の家庭にあった幼児教育の目的を見つけよう
幼児教育とは、知識などを学ぶような教育ではなく、人間らしくいられるような生きていく基礎をとなる力を育てていくことのようです。家庭によって、幼児教育に関する悩みをはさまざまでした。
ママやパパのなかには幼児教育として、絵本の読み聞かせや自然の体験などを生活の中に取り入れている方もいるようです。また幼児期の子どもとの関わり方では、子どもの興味を尊重し、気持ちに共感していくことも大切かもしれません。家族で話し合いながら、自分の家庭にあった幼児教育の目的を見つけていけたらよいですね。
子育てのサポートが必要なときには「キズナシッター」
幼児期の子どもがいる家庭では、「習い事への送迎に悩んでいる」「下の子の出産後、上の子とゆっくり関わる時間がほしい」といったケースもあるようです。0歳の赤ちゃんから12歳の子どもまで、子育てのサポートが必要になったときにはキズナシッターを活用してみてはいかがでしょうか。
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